施工名 | 自分らしさを楽しむ店舗兼住宅 |
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公開日 | 2018/09/07 |
場所 | 香川県高松市上福岡町 |
物件概要
場所 | 香川県高松市上福岡町 |
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用途 | 店舗併用住宅 |
構造・規模 | 木造2階建て |
延床面積 | 142.84㎡(43.20坪)うち住居部分93.36㎡(28.24坪) |
パン作りも暮らしも大切に。
アクセスしやすい住宅地で多くの人が訪れるパン屋さんです。焼き立てのパンの香りと白銀色のシンボルツリー、ブルーアイスが訪れる人を優しく迎えます。木の温もりを感じられる建物の雰囲気や、ヨーロッパの素朴なお店を思わせる扉のデザインと色使いがどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
印象的な店舗の入り口
水色のアンティークドアは店舗への入り口。そのカラーとアンティークなデザインがお店のアイキャッチになっています。開いた瞬間、素敵な世界に誘われ、ちょっぴり特別な場所に足を踏み入れるような、ワクワク感を持ちながらお店に足を踏み入れてもらえる。そんな気分にさせてくれる扉です。
アンティークな雰囲気に合わせ、お店の窓には木製サッシを採用。入り口の扉とも絶妙にマッチしています。窓の奥からはお店のキャラクター、クマのポポちゃんが常に外を眺めているそう。「タンポポのように身近な存在のパン屋さんに…」という想いを込めて。
水色をお店のカラーとして取り入れたコーディネート
店内はダークブラウンの木をふんだんに使ったレトロモダンな雰囲気。シンプルなデザインの電灯も調和し、全体にノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。中でも特に印象的なのが水色のモザイクタイルで、ミスマッチになりやすい色の組み合わせをタイル1つひとつのカラーチョイスを工夫することによって見事に調和させています。
仕事場と生活の場を巧みにゾーニング
店舗と住居の玄関を完全に分離しプライバシーを確保するだけでなく、両扉へのアプローチを階段状にすることで外観のオシャレさもアップさせています。それぞれに異なる色のドアを用いつつ、全体のトーンを合わせ、住居玄関には白のアールドアを採用。居住スペースの玄関と分かっていても、ちょっぴり特別感のある雰囲気の扉はお店の扉と関連づけてストーリーを思い浮かべてしまわずにはいられない、そんな空気感を漂わせています。
仕事の疲れを癒すLDK
店舗とは異なり、LDKは疲れを癒すソフトな色調でコーディネート。明るく開放的で、家族がゆったり落ち着ける空間になっています。窓から見える風景も普段お店から見ているのと同じはずなのに、二階から角度を変えてみるとどこか違ったものに見えるはず。
住まいの中にもちょっとした個性を
落ち着いた住まいの中にもご夫婦のセンスと個性が光るコーディネートになっています。
店舗にも用いたネイビーの壁紙はご夫婦のお気に入りの色。青には気持ちを落ち着かせる効果があるため、仕事で疲れた心もゆったりと癒してくれるはず。
トイレはシャビーな雰囲気の壁紙をチョイス。落ち着きのある色のチョイスをしつつ、個性的なデザインにすることであらゆる空間がお気に入りになっていきます。