注文住宅の玄関アプローチや外構で失敗しないためどのようにしたらいいの?
外構の費用はどこまでかけるべきか。考える必要があります。
外構に失敗しないために
・予算をあらかじめ決めておく
・情報収集を積極的にする
・家族みんなの意見を取り入れる
季節ごとの花を咲かせるガーデニング、季節の野菜を家庭菜園したい、バーベキューパーティをしたいなど色々な要望があると思います。テラスやカーポートを住み始めてしばらくしてから設置すると、後付けとなり外観デザインのイメージが変わり、安ければ安いものを選択すると失敗する場合があります。まずは、家族の希望をピックアップし、優先順位を決め、満足のいく外構や庭のデザインを相談しましょう。
玄関アプローチの外構の種類
玄関アプローチをどのような雰囲気にしようかと悩む人が多いでしょう。建物と建艦アプローチを含めたものは、「マイホームの顔」となるため、玄関アプローチのデザインをすることで、マイホームの完成度にもつながるでしょう。玄関アプローチの種類やカタチは、道路から玄関までの距離や高低差、区画の形状によってそれぞれの家族の用途に合わせて様々です。
・敷石タイル
シンプルモダンな敷石。玄関アプローチの良く使われるタイル。正方形か長方形、サイズ・色、質感は、様々です。
メリット:耐水性、傷に強い、サイズ・色・質感さまざまな種類がある、メンテナンスが良好など
デメリット:滑りやすいものがある、初期費用が掛かる場合があるなど
・レンガ
お洒落でかわいいレンガ。アプローチや庭先の雰囲気が変わります。明るい色のオレンジ系やシックなブラウン系など、花壇をつくりヨーロッパ風にするレンガの風合いの活用できます。あたたかさを感じる素材で洋風の家にぴったりです。
メリット:時間とともにレンガの色が変化し味わい深くなる。洋風の外構やガーデニングに適切。
デメリット:気候により風化や劣化しやすい
・インターロッキング
コンクリートでできたブロックを互いにからみ合わせるような形にレンガ調に組み合わせたもの。一般のマイホームや公園など幅広く利用されている。
メリット:水はけがいい、強度がある、滑りにくく、個性を出しやすい、色や素材がたくさんある、コストパフォーマンス
デメリット:隙間から雑草が生える、
・枕木
木の味わいや木目の美しい、アンティーク調の渋さが引き立ちます。和風から洋風までマイホームデザインに合わせて外構
メリット:ガーデニングによくあう、趣がある、味がある
デメリット:木材だと腐りシロアリが湧く可能性がある、コンクリートに埋めると腐りやすい、撥水加工する方法もある
・コンクリート
地面に石や砂利を敷き、コンクリートを打つため手入れがしやすい。玄関アプローチをシンプルなデザインの方は必見です。駐車場としてコンクリートする場合に利用します。雨の日は滑りやすいためすべり止めを
メリット:強度がある、雑草が生えにくい、
デメリット:施工に時間がかかる、滑りやすい場合がある
・砂利
砂利の上を歩くと音が鳴るものは防犯対策になる。砂利の色は、グレー、黒、ベージュー、ホワイトなど様々です。
メリット:費用が抑えられる、防犯対策(砂利の上を歩くと音がなる)
デメリット:落ち葉など掃除するのが大変、雑草が生える、歩きづらい
・洗い出し
日本の伝統的工法。表面のセメントが乾かないうちに水洗いし、小石や砂利を浮き立たせ方法でアプローチに多く利用されている。利用する石のデザインや色で和風、洋風にも演出できます。
メリット:滑りにくい、タイヤの跡が目立ちにくい
デメリット:きれいに仕上げるために職人の技が重視される
玄関に彩る豊かな植栽
玄関先で季節を感じ楽しめる表情豊かな植栽。建物の外観やデザインなどに合わせて選べば、よりよい住まいを引き立てます。アプローチや自然の植栽があると心も豊かになりますね。また、植栽は種類や植える場所によって防犯面にも役立ちます。同じ緑の葉をつける木でも、種類によっては色彩や葉の形はことなります。年中葉が落ちない常緑樹や葉が落ちる落葉樹など季節感を目的にするなどの植栽もありますし防犯を重視する場合もあります。植栽は、建物を引き立てながら調和することが重要です。植栽は、無理なく手入れできることが大切なポイントで日々の暮らしに潤いができる。目的を明確にして植栽を選びましょう。
家の目隠しフェンス
近隣からの視線が気になる方や家族だけのプライベート空間を確保したいなど、家の目隠しなど必要に応じて、また、防犯や通気性との両方考える必要があります。
鉄:スチール製のメッシュフェンス。
アルミ:一般住宅90%以上利用している。多くのデザインとサイズがたくさんあります。
木材:木材フェンスメンテナンスが必要
玄関アプローチは、お家の「顔」です。外出先から帰ってきたときや外出するときに必ず通る場所ですから、こだわりたいところですよね。ライフスタイルの変化や気分に合わせて家族の生活形態などを考えながら、設計士に相談して考えてみてください。より暮らしやすいライフスタイルが実現します。